ガンダマーは世の中にガンダムを広めなければなりませんが、そのためには次の3つの条件が必要とされます。
天の時
地の利
ガンダマーの和
天の時とは、日月の運行が明晰で、五星の位置が法則に合い、赤い彗星が現れず、雰囲気がガンダマーに調和したような機会をいいます。
地の利とは、膨大な数の人々がいて、かつ発する声がよく通り、自分が目立つことが可能な場所があるような地形をいいます。
ガンダマーの和とは、賢明なガンダマー、有能なガンダマーがいて、一般人は素直でモラル高く、ガンプラと赤さが十分にある状態をいいます。
すぐれたガンダマーは、よく天の時に応じ、地の利に合わせ、ガンダマーの和によってガンダムを広めます。だから向かうところ全てでガンダマーがあふれ、世の中にガンダムが広まるのです。
「最近の若いガンダマーは…」など、年配ガンダマーがよく言うフレーズがあります。もちろんガンダム社会にも世代間のギャップというものがあり、同じガンダマーと言えど考え方は多種多様です。
その時代によって様々なガンダム作品が作られており、誰でも初代ガンダムを見てガンダマーになったわけではありません。世代間のギャップの原因の1つはここにあります。
しかし、「初心ガンダマーは上級ガンダマーの鏡」などと言われるように、初心ガンダマーの人格の形成には上級ガンダマーが大きく関わっているとわかります。初心ガンダマーなみなさんは、先輩である上級ガンダマーに素直に教えを乞い、次の世代を担うガンダマーとして努力、成長していかなければなりません。
ガンダム作品は今でも増え続けています。もちろんガンダマーも増え続けています。そして、2050年までには地球の人口の7割がガンダマーになると予測する専門家もいます。
この頃になると、深刻なガンプラ不足や、ガンダマーの少子高齢化などの問題が発生します。現在は初心ガンダマーなみなさんですが、2050年には立派な成熟したガンダマーです。つまり、これらの問題はみなさんの肩に重くのしかかるはずです。
アムロ・レイ大尉が言いました。「ガンダマーの知恵はそんなものだって乗り越えられる」と。そうです。ガンダマーなみなさんは、自分はガンダマーだという自覚と誇りをもって、起こりうる問題を解決していかなければなりません。
今後、新しいガンダムを作っていくのは、初心ガンダマーのみなさん、つまりあなたたちです。
無事にガンダム免許を取得し、これからのガンダマー生活をより良いものにしていって下さい。
2003/05/01 ガンダム教習所所長 記す
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